ナブル通信

天然酵母

天然酵母を使ったパン作り

天然酵母パン焼き教室 ナブルでは北海道産小麦の国産小麦を使用しております。とびっきり美味しいパンを追求し、全ての素材は添加物を使用せず、身体に優しい安全な素材を選んでいます。
では、その天然酵母とはどのようなものなのでしょうか?
パンの由来から天然酵母についてご案内いたします。

パンの由来

人類最初のパンはお粥状に煮た小麦を焼けた石の上に
こぼしてしまい、それがこんがりと焼けて食べたら美味しかった…、
というのもがパンの始まりといわれています。

パンは今から6,000年前位古代エジプトで生まれました。
石臼で小麦や大麦を挽いて粉にしてビールをつくっていました。
ビール発酵だねと小麦を混ぜ合わせパンを焼くようになりました。
これが世界最古のパンです。強い太陽熱を利用していました。

日本にパンが伝えられたのはポルトガルが種子島に漂着した1543年と言われています。
酵母は英語でyeast(イースト)といいます。
果物、穀物が発酵したときに表面に出来る膜や沈殿物が酵母です。

天然酵母とは

果物(ぶどう、苺、桃、梨、パイナップル、バナナなど)や穀物(玄米、麹、小麦)などの
まわりに付着する菌を採取し、自然に発酵させた酵母のことです。果物は熟してくると、
アルコールの匂いがしてきますよね。
例えばバナナは、だんだん甘くなり、皮は黒く、中身はやわらかくなってきます。
これはまわりについている菌とバナナ自体の糖分が発酵した結果なんです。
熟す=発酵ということで、この力を利用したのが天然酵母です。

天然酵母は、こういった果物や穀物の自然な菌を利用してできているので、ゆっくり発酵していきます。
ゆっくりと発酵している間に小麦と酵母が混ざり合い深くもっちりした食感になります。
粉、酵母の味が素直に出ます。

天然酵母とドライイーストの違い

ドライイーストとは、
強い発酵力を持った菌を集めて培養したもので、
短時間にパンを膨らませる力を持っています。
天然酵母と同じように、果物や穀物から菌を採取しますが、
人工的に強い菌だけを集めて純粋培養するので、
強い発酵力を持っているのです。
ですので、普通のパンと天然酵母パンの大きな違いは、
用いる発酵物質の違いということになります。

天然酵母を使ったパン作り

天然酵母パン焼き教室 ナブルではドライイーストを使用せず、
天然酵母のみを使ってパン作りを行います。

天然酵母を使うと長時間かけて発酵させることによって、
うまみ成分であるアミノ酸や乳酸など、
様々な栄養分を上手に引き出すことできます。
おいしいパンを作って皆様に食の安全と作ることの楽しさを知っていただくために
天然酵母パン焼き教室 ナブルでは天然酵母を使ったパン作りを行っています。

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